木村敬一は共生社会の実現というテーマの講演会で講演した。幼い頃から様々なことに挑戦し最も夢中になったのは10歳頃に始めた水泳。壁にぶつかりながらも泳ぎ方を習得し、パラリンピックに初めて出場したのは2008年。そして東京パラリンピックで金メダルを獲得した。金メダル獲得から1年後ハーフマラソンに向けた練習を行った。ハーフマラソン当日2時間23分2秒で完走した。本職の水泳でもフォーム改造を決断した。コーチにオリンピックメダリストの星奈津美が加わった。2人はバタフライ専門で同い年。星奈津美は木村敬一の泳ぎを見て入水直後に肘を引いているため肘から先でしか水をかくことができていないことに気がついた。