まもなく投票が締め切られる英国の総選挙。世論調査会社が3日に発表した議席予測では、下院の定数650のうち、最大野党「労働党」が400議席以上を獲得する一方、スナク首相率いる「保守党」は改選前の3分の1以下に議席を減らすとしていて、14年ぶりに政権が交代する可能性が高まっている。インフレにより打撃を受けた「生活費」や「公的医療サービス」の改善、「移民政策」などが争点となるなか、有権者からは保守党政権に対する不信感や変革を求める声が多く聞かれた。投票は日本時間のきょう午前6時に締め切られ、早ければ午前中にも大勢が判明する見通し。