激戦州ではトランプ氏優勢に傾きつつありハリス氏の支持率が頭打ちとなっている。背景にはトランプ氏は現政権の移民政策などへの批判を強める一方で、ハリス氏が政策について答えきれていないことがあると見られる。アメリカ社会は親トランプ・反トランプで物事を考える動きが強まっているのが現状であり、民主党苦戦の背景には支持基盤である黒人やヒスパニック層がまとまっていないこともあるとみられる。労働組合もこれまで民主党の支持基盤だったが、トランプ氏の台頭以降はトランプ氏支持の動きもありこうした人達にいかに投票させるかが今後の課題となる。