大手商社・双日が、すしのテイクアウト事業を買収し、すしビジネスに参入することがテレビ東京の取材でわかった。買収したのは米国の20以上の州で300店舗以上のスーパーマーケットに出店する「スシ・アベニュー」で、カリフォルニアロールやサーモン、まぐろの握りなどのテイクアウト事業を手がけている。買収総額は非公表。市場調査会社によると、米国のすしレストランの市場規模は、2024年中に5兆3000億円以上に達する見通しと日本よりも大きいうえ、スーパーマーケットでにぎりたてのすしを持ち帰る、手軽な形態の店が市場をけん引。外食大手・ワタミも、米国のすし事業会社を買収したことをことし4月に公表している。