世界遺産・ベルサイユ宮殿で行われた総合馬術・団体。日本は2種目を終え3位につけていたものの、馬の検査をクリアできず減点となり5位に後退する。団体初のメダル獲得へ、パートナーのヴィンシーに騎乗して挑むのは41歳・戸本一真。オリンピックでは珍しい動物と一緒に行う競技。タイムを競いながらもいかにミスなくゴールできるかが求められる。見事3回連続のジャンプに成功、さらにフランスの名所をモチーフにした障害も軽々突破する。そして迎えた最後の連続ジャンプも見事にノーミスで暫定3位に浮上。そして3人目は48歳の大岩義明。大きなミス無く日本は銅メダル獲得。馬術でのメダル獲得は1932年のロサンゼルス大会で金メダルを獲得した西竹一さん以来92年ぶり。団体としては史上初の快挙。