22日に成立した政府高官の汚職を取り締まる法案をめぐって、ウクライナ各地でデモが続いている。法案では国家汚職対策局など2つの機関を大統領が任命する検事総長の指揮下に置くことを含むことから、「政権からの独立性が失われる」と抗議している。これを受けてゼレンスキー大統領は、2つの機関の独立性を担保するとした新たな法案を議会に提出。法案では検事総長の指揮権を制限することなどが盛り込まれている。国家汚職対策局など2つの機関は「手続き上の権限をすべて回復し、独立性を担保するものだ」と歓迎する声明を出した。
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