インドネシアで初めての高速鉄道は首都ジャカルタとバンドン間の140キロを結ぶ。今回はジョコ大統領が始発駅で開業を宣言した。高速鉄道は中国が日本との激しい競争の末に2015年に建設を受注。巨大経済圏構想の一帯一路はインドネシアの主要プロジェクト。高速鉄道は開業は当初の計画より四年遅れ、中国側はインドネシアに財政負担が生じない案を提示したが建設費が膨らみ負担が生じた。ジョコ大統領は今月北京で開かれる一帯一路国際フォーラムへ出席で調整。高速鉄道を協力の成果としてアピールした。ブディ運輸相は将来高速鉄道を延伸する可能性もあると示唆した。