高松市の林小学校で開かれた講演会は、子どもたちに戦争の悲惨さや平和の大切さについて考えてもらおうと高松市が開いた。講師を務めたのは、三木町出身の長尾昭雄さん。広島県呉市の海軍の工場に就職したあと、16歳のとき疎開先の広島市で被爆した当時を振り返った。爆心地から約1.8キロの建物にいた長尾さんは、強烈な熱線と強い爆風に包まれたという。ガラスの破片が胸に刺さり生死をさまよったことなどみずからの体験を語った。その上で平和の大切さを次の世代に伝えてほしいと訴えた。
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