三菱UFJ信託銀行の横田裕矢さんに今日のドル円予想レンジを聞く。予想レンジ158.40円~159.40円。中東情勢を背景にドルは底堅い一方で介入警戒感が上値を抑えやすく方今感の出にくい展開。今日の注目ポイントは日銀の動向。介入とみられる動きでドル円相場は押し戻されたが結局159円台まで反発しており節目の160円に近づいている。注目は次回6月の会合で、結果が今後の円相場に影響を与える。前回会合以降増審議委員、小枝審議委員がタカ派的なスタンスを示しており中東情勢による国内景気の下押し圧力より物価上昇圧力の方を重要視しており次回会合では利上げが指示される可能性は高い。日銀のレポートでは円安による物価への影響が詳細に分析されており、エネルギーの供給懸念だけでなく為替動向への高い警戒感がみられる。節目の160円を前に今後のインフレ抑制のためにも利上げを実施することは重要。6月会合での利上げ期待を覆す事になれば円安が止まらなくなるリスクがあり、これを回避するためにも利上げ実施とタカ派姿勢が維持される可能性は高い。年内2回を上回る利上げの期待が進まない限りは円高トレンドへの転換は難しい。一段の円売りを抑えるために利上げ実施は有効と思われるがドルの堅調が続く限りは下押しレベルは155円程度と予想。
