自治体の間で生成AI の導入が進んでいる。実証実験の結果、本格導入を断念した自治体もある。香川県三豊市と東京大学の松尾豊教授の研究室は、ゴミの種類や内容などを入力すると生成AIが分別・処分方法を考え、文章で表示するという実証実験を行った。実験は、今年6月から行われ、正答率が99パーセントまで向上すれば準備するとしていたが、94.1パーセントにとどまったという。ゴミ出しのルールは自治体によって異なる。正答率が94パーセントだとAIの回答を人がチェックする作業が必要になり、負担が増えるという。ほかの場面で生成AIの活用をさぐるという。