16歳にして急成長をみせた裏にはある転機があった。高校入学時に地元・三重から愛知へ。3歳上での兄・来夢と共同生活をしている。家事は役割分担で、音憧は料理担当。とても仲が良さそうだがしょっちゅう喧嘩はするという。下宿生活はスケボーに打ち込むため。下宿先から徒歩2分にスケートパークがある。ここで店番をしながら練習に打ち込んでいる。さらに世界のトップに上り詰める為の大切なピースについて佐々木音憧は「一番近くにライバルがいるから一緒に高め合って、色んな新しい技に挑戦できたりもするし、毎日刺激し合ってって感じです」と話していた。世界で激しいパリ五輪代表争いを勝ち上がるために、佐々木音憧は世界へ羽ばたく。