上京区にある「一条戻橋」は平安時代から何度も作り替えられながら1200年以上この場所にかかっている。当時、安倍晴明は呪いや災いを祓う時に式神を使っていたという。安倍晴明は式神を家事手伝いに使っていたが顔が妖怪みたいなので奥さんが“家から出してくれ”ということで、自宅の近くだったこの橋の下に住まわせたという。この場所に来れば式神たちが負のオーラを払い取ってくれるという。さらにこの場所である歩き方をすると悪いことが好転するという。晴明は「反閇」という歩行儀式を行い凶日を演技の良い日に変えていた。北斗七星に沿って歩くことで邪気や呪いを払うことができる。