ニューヨーク証券取引所から東海東京証券アメリカ・柴田達裕さんが解説。21日のマーケットについて、「翌日に重要な決算発表を控えていることもあり、全敗的に小動きになりました。寄り前にはロウズやメイシーズの小売り大手の決算が発表されたましたが、メイシーズ以外は下落。一方、ウォラーFRB理事から年内利下げの観測がまだ残っていると示唆する発言もあり、金利は若干低下しました。22日はエヌビディアの決算発表ですが、特に注目しているのが粗利益率の水準です。」などと話した。エヌビディアの個別株・ETFが人気を集めていることについて。一般的にETFは複数以上の銘柄をまとめて売買でき、1単位当たりの投資金額が少額であることなど利便性が好まれ普及してきた。現在人気が高まっているETFは「レバレッジ型」「ショート型」など短期売買を想定した商品が多いとのこと。個人投資家やヘッジファンドを中心に利用されている。レバレッジを用いた個別ETFの時価総額が拡大すれば、株式がファンダメンタルズからかけ離れ、激しい値動きをする要因ともなりえるため、状況を注視しているという。