きのう、派閥の政治とカネをめぐる問題で、トップとして責任をとるとして、岸田総理が総裁選への不出馬を表明した。立憲民主党・泉健太代表は、総理が辞めても体質は変わらないと批判。円相場が1円近く円高方向に進んだほか、東京株式市場でも一時的に値上がりする場面もあった。総裁選出馬に意欲を示しているのは石破元幹事長、小泉元環境大臣、河野デジタル大臣、茂木幹事長。きのう、麻生副総裁と茂木幹事長が会談。ポスト岸田の動きが活発化しそうだ。ポスト岸田をめぐっては、石破氏がトップ、次いで小泉氏で、この2人が抜け出しているという。今回は、派閥解消後初めての総裁選で、有権者を意識せざるを得ないという。