上海協力機構の首脳会議を前に、国境問題を抱える中国・習近平国家主席とインド・モディ首相が会談を行った。習主席は「国境問題が中印関係全体を決めるべきではない」と述べたのに対し、モディ首相は「関係強化をさらに進めたい」と表明した。アメリカのトランプ政権がロシアから原油輸入を続けるインドに追加関税を発動し、中国にも貿易赤字の削減を迫る中、中国とインドはこれに対抗するため、関係改善を優先した形。上海協力機構の首脳会議は、プーチンン大統領ら加盟10カ国などが参加、天津でこの後開幕する。
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