下京区にある教育施設の外壁には153枚の巨大な手すき和紙が使われている。照明が灯されると行灯のように優しい明かりで周囲を包む。中京区のバーでも和紙が用いられている。こうした照明と組み合わせた和紙を使った新しい表現が今建築の世界に取り入れられている。光壁に用いられる和紙は一般の手すき和紙の倍以上あり特別にあつらえている。和紙作家の堀木エリ子さんは2022年に鴨川沿いのホテルのロビーに新しい作品を納めた。和紙をガラスで挟んだ光壁は上品で落ち着いた輝き。
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