参議院の幹事懇談会で与野党は14日に政倫審を完全公開のかたちで開き、自民党の世耕前参院幹事長、橋本聖子オリンピック・パラリンピック担当大臣、西田昌司議員が出席することを確認した。参議院の政倫審で弁明・質疑が行われるのは史上初となる。一方で野党側は不記載が確認された32人全員の出席を引き続き求めていく考え。衆議院では安倍派の事務総長経験者である下村元文部科学大臣が政倫審への出席の意向を示す申出書を田中政倫審会長に提出した。下村議員は「逃げ隠れをしているわけではない。丁寧に正直に答えたい」と話している。衆議院の政倫審は早ければ来週にも開催されると見られる。