JR大阪駅となりの関西最後の一等地といわれ開発が進む、グラングリーン大阪。東京ドーム2個分の敷地に駅直結としては世界最大級の都市型公園とオフィスビルやホテル、商業施設が建設される。公園には1万人を収容できるというイベントスペースも。万博会場の夢洲とともに大阪開発の両輪となる一大プロジェクト。緑にあふれる経済拠点になると期待され、9月の先行オープンを予定している。万博を機に広がる再開発。これまでタワーマンションがなかったエリアにも建ち始めている。不動産経済研究所によると近畿圏のマンション価格は、6年連続で上昇し、平方メートルあたりの単価は1973年の調査以降で最高値を更新した。要因として販売会社は万博の効果を口にする。特に開発が進められているのはグラングリーン大阪もある大阪駅の周辺。1970年の大阪万博では南北に開発が進んだが、今回の万博では大阪駅周辺から夢洲にかけての東西に開発が広がっており、テレビ大阪新社屋もある。