7月の首都圏の新築マンションの平均価格は1億円を超えたことが分かった。1戸あたりの平均価格は1億75万円で、去年の同時期より約3割上昇。都内・湾岸エリアの高級物件に加え、浦和エリアのタワマンが価格を押し上げた。ライフルの調査では東京23区の中古マンションのうち、1億円を超える中古億ションの割合も拡大している。10年前の15倍以上になり、流通する中古マンションの約7戸に1戸が億ションとなっている。特に千代田区や中央区などの6区を中心に価格が高騰している。中には築年数が40年を超えても億ションとして売り出されるケースもあり、局地的なバブルになっている。