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「不登校」 のテレビ露出情報

きょうは白井智子さんとともに不登校問題のヒントを特集していく。白井さんは全国初の公設民営フリースクール「スマイルファクトリー」を設立すると、文部科学省中央教育委員会の臨時委員などとして教育に携わってきた。不登校とは病気や経済的な理由以外の要因で年間30日以上登校しなかった児童生徒で、過去最多の34万人超となるとともに、中学校では13人に1人は不登校というのが現状となってしまっている。白井さんは子どもが不適応なのではなく学校のシステムが不適応となってしまっているのではないかと言及している。
子どもが学校に行きたくないといった時に学校に行かせる・行かせないという質問に対して、スタジオでは行かせない派がわずかに多数という形となった。行かせると答えた女性からは小さい頃から学校は行くものだという意識があったという声や、オンライン授業も構わないが社会に出る前に意見の間を取る力を訓練するための場所なので必要などが聞かれた。行かせないと答えた人からは無理をすることはなく行動には理由があるのでそれを紐解くべきという声や、学校以外にも居場所はあるのではないかという声が聞かれた。白井さんは子どもの状態を考えることが大切ではないか、いじめへの学校の対応がまずい場合や先生による侵害が原因の場合は他の選択肢を考えることも必要ではないかと見ている。
不登校となってしまったケースを紹介。ある児童は給食の時に隣の子とじゃれ合っている時にパンチを受けてしまい、口に含んでいた食べ物を吐き出してしまったという。すると先生はノロウイルスなどの感染症が流行っていた時期だったことから周りに謝罪することを求められたといい、この騒動をきっかけに不登校となってしまったという。母は子は人が変わったかのように塞いでしまったと振り返っている。それでも、この子供はクラスが変わり担任が変わると無事に回復して学校にも行けるようになったと母は振り返った。ある中学生は学習意欲はあるものの朝起きられなくなってしまったといい、母は朝起きられない子どもが増えているという特集を見つけ、医師に話を伺うと起立性調整障害だと診断を受けた。医師の田中伸一郎氏によると小学校高学年~中高生の女子に多く見られる症状だといい、心の問題ではなく体の問題であり、児童精神科などを受信するのが望ましいとしている。スタジオでは学校に行きたくてもいけないという子どもについて、暖かく迎えてあげられるような体制を学校は整えるべきではないかとの話が聞かれた。また、何が起きたのかを事実確認しながら互いに歩み寄れる状況を作るのもよいのではないかといった話も聞かれている。続いては子供達の居場所づくりの観点から新たな学びの選択肢を紹介していく。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月26日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
文部科学省の調査による不登校の状態にある小中学生のグラフ。昨年度は34万6482人。11年連続で増加していて過去最多。中学生は15人に1人が不登校となっている。不登校の状況としては「不安抑うつ」、「生活リズムの不調」などとなっているが、最も多いのは「学校生活に対してやる気が出ない」だった。不登校の理由にはいろいろあるだが、子どもたちのやる気が出ないというのは[…続きを読む]

2024年11月15日放送 12:15 - 12:20 NHK総合
ニュース(関東)(ニュース)
関東甲信越の1都9県のまとめによると、公立の小中学校で昨年度病気や経済的な理由以外で30日以上登校しなかった不登校の状態の児童や生徒の数は、東京都で3万1726人、神奈川県で2万3629人、埼玉県で1万6791人、千葉県で1万4300人などと関東甲信越では合わせて11万9435人となった。このうち東京都教育委員会によると、都内の公立の学校で不登校の児童や生徒[…続きを読む]

2024年11月8日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび!地球を笑顔にするWEEK 2024
文部科学省は何よりも全ての子どもたちが安心して学べる学校づくりや、不登校の子どもたちには1人1人の状況に応じた多様な学びの機会を提供していきたいと話している。例えば学校内のフリースクールもある。埼玉・戸田市立笹目東小学校は、空き教室を利用したぱれっとルームという部屋があり、学校には行けるが教室に入れない不登校傾向にある児童が過ごし、10人ほどが利用している。[…続きを読む]

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