自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、与野党は14日、参議院の政治倫理審査会を開き弁明と質疑を行うことで合意。政倫審に出席する意向を示しているのは野党から申し立てがあった、安倍派や二階派の参議院議員32人のうち、安倍派の世耕前参議院幹事長、橋本元オリンピック・パラリンピック担当大臣、西田昌司参議院議員の3人。残る29人は出席を希望しなかったという、野党側は引き続き、全員の出席を求める方針。一方、衆議院では安倍派の事務総長経験者で政倫審に出席していなかった、下村元文部科学大臣が政倫審での審査を申し出た。これを受け、衆議院でも近く政倫審が開催される見通し。