中国軍は台湾周辺で軍事演習を行うと発表した。中国軍が公開した映像では孫悟空とみられるキャラクターが登場し、戦闘機や艦艇が出撃する様子の他、台湾を爆撃するCG映像も含まれている。中国軍によると、演習はきょうから始まり、陸海空軍やロケット軍などが参加。台湾本島へ接近し、海上や地上での攻撃の他、海上封鎖の訓練を行い、実戦能力を検証するという。また、別の映像では台湾の頼清徳総統を箸でつまみだすアニメーションも含まれている。中国軍は演習の目的について、「“台湾独立勢力”に対する重大な警告であり、国家の主権と統一を守るために必要な行動だ」と述べ、頼政権への圧力のためと位置づけている。発表は英語でも表記されていて、台湾を支援する各国をけん制する狙いもありそうだ。