谷さんは「中国の貿易黒字が増えたという話があった。明らかに駆け込み需要の話で、一過性の円高になる。それをもってドル離れという話というと、一過性の部分もある。大きな流れと一過性の部分をバランスよく見ていかないと見誤る」と話した。圷さんは「米国に並ぶ国が世界に存在しないということも事実で、現段階で米国離れが完全に起きるとも判断しがたい。一方で、米国株のバリエーションが完全にもとに戻るかというとそうでもない。米国が世界のマーケットの中心であることは変わらないと思うが、ヨーロッパや日本に分散していくというのが今後のプロセスという見方をすればいいのでは」などと述べた。現在の株式先物の値を確認した。明日のモーサテは深読みリサーチで鉄鋼業について取り上げる。