パワハラ疑惑などを告発した文書を巡る不信任決議を受けて前知事が失職したことに伴う兵庫県知事選が、今日告示された。午前11時現在、前職と新人合わせて7人が立候補している。前参院議員の清水貴之さんは「ひょうごリスタート」を掲げ、県内5つの地域の特色を生かし県の活性化を目指す。前尼崎市長の稲村和美さんは「対話と信頼」を掲げ、風通しのよい兵庫県政の構築を訴える。前兵庫県知事の斎藤元彦さんは「兵庫の躍動を止めない!」をキーワードに、若者世代への支援策の継続を訴える。医師で共産党推薦の大沢芳清さんは「生活と仕事、地域経済を守る」として18歳までの医療費無料を訴える。会社社長の福本繁幸さんは、若者と高齢者が取り残されないための政策の必要性を訴える。NHK党党首の立花孝志党首は「前知事が返り咲き引き続き県政を担うことが健全だ」と主張する。会社社長の木島洋嗣さんは、兵庫県と大阪府の合併による「関西州」構想などを掲げる。斎藤県政への評価や停滞する県政の立て直しなどが争点で、来月17日に投開票。