北海道が毎年開いている会議には、シカの生態に詳しい専門家や猟友会のメンバーら9人が参加した。道によるとエゾシカの昨年度の捕獲数は17万頭を超えるなど過去最多となった一方、令和6年度の農業被害額は52億円を超えるなど年々被害が深刻化している。道はこれまで狩猟期間を延長するなどの対策でエゾシカの捕獲を増やす試みを行ってきた。会議で示された案では本来は10月1日~翌年1月31日までの期間で行う捕獲を3月31日まで2か月延長し、昨年度より19多い132の市町村にするとしている。これに対し専門家からは「狩猟が制限されている国有林などでは期間延長しても猟ができない恐れがあり、関係省庁との調整も必要」などの指摘が出ていた。道は今年8月を目処に今年度の捕獲機関などを決定することとしている。
