世界3大映画祭の1つ、フランスのカンヌ映画祭で濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」に出演した岡本多緒さんとビルジニー・エフィラさんが共同で最優秀女優賞を受賞した。ことしで79回目となるカンヌ映画祭には、日本からは是枝裕和監督、濱口竜介監督、深田晃司監督の3つの作品が最優秀賞のパルムドールを競うコンペティション部門にノミネートされていた。日本人が最優秀女優賞を受賞するのは初めて。「急に具合が悪くなる」は、フランスのパリを舞台に、「マリー」と「真理」という同じ名前の響きを持つ2人の女性が出会い、心を通わせていくという物語。今月15日行われた公式上映では、上映が終わったあと観客は総立ちになり、およそ14分間にわたって大きな拍手が送られた。岡本多緒さんは千葉県出身の41歳。14歳でモデルデビューし、2006年にフランスに渡り、パリコレクションに参加するなど、国際的なトップモデルとして活躍。ハリウッド映画を中心に、国内外で数々のドラマや映画に出演してきた。授賞式後に取材に応じた岡本さんは「2人で1つのペアとして評価してもらったことが嬉しい。」と話していた。
