東北〜九州にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、岩手県では猛烈な雨が降った。これまでの雨で地盤が緩んでいる所があり土砂災害に警戒。この時間、東北や近畿などで雨雲が発達し午後8時までの1時間に大阪府が大阪市東淀川区に設置した雨量計で35ミリの激しい雨を観測。午後6時までの1時間には、国土交通省が岩手県八幡平市に設置した雨量計で81ミリの猛烈な雨を観測。大気の不安定な状態はあすにかけて続き、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要。急に冷たい風が吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中に移動するなど安全確保に努めて。