東京・中央区の湾岸部にある東京オリンピックパラリンピックの元選手村の晴海フラッグは都が再開発によって主にファミリー層向けに整備したマンション群。ことし1月から入居が始まったがNHKが登記簿をもとに調べた結果、法人が一部の部屋を取得し投資目的などに利用されている実態が明らかになった。これについて東京都の小池知事はきょうの記者会見で「いろいろな形で使われると思うのでこれからの発展を見ていきたい」と述べた。また販売時の抽せんで希望者が殺到する事態となり申し込みが制限されたことなどを踏まえて「課題を認識しながら進めてきた。家族に安心して住んでもらえるような街にしていく」という考えを述べた。