大正8年には、東京から上野駅まで延びた。「の」の字運転という変則的な運転だったという。明治45年に開業した万世橋駅があった。東京駅と同じ建築家の辰野金吾が設計した。大正12年に関東大震災が起きた。東京駅や秋葉原駅が開業し、乗降客が激減した。わずか30年あまりで幻の駅になった。万世橋駅の一部はいまでも残されている。当時の面影を残している。1912階段がある。1912年に出来たときのままだ。明治・大正の人たちが上っていた。
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