目黒区中目黒にある新高堂書店。15坪ほどのスペースだが創業125年で台湾で開店したという。その後第二次世界大戦終結後にこの地に開店。しかしそんなお店が昨年の12月30日をもって閉店するという。閉店理由を5代目店主の梅田さんは「本の需要が極端に少なくなった」とする、できることはしたが抗えなかったという。そんな状況だが、梅田さんは「楽しく終わりたい」という。閉店2週間前から常連さんだけが知る新高堂書店の魅力を撮影してもらう。30年ほど通っているという常連さんはこの日新たなオススメを購入していった。また別の日には週に一度は来るという常連の小学生、ドラえもんのドリルなどを購入していく。さらに小学2年生の常連さん、中目黒に50年住む常連さんや、調べ学習で新高堂書店を訪れ出版業に関心を持った高校生などが次々に撮影していく。
最後の日を迎えた新高堂書店。梅田さんがチョイスした言葉がつづられているおみくじはこの日も大盛況。10年以上の常連さんは花を持って来店した。他にも多くの常連さんが別れの言葉を告げに来店した。絵本の読み聞かせをしているという6年以上の常連さん、この前の週にはお店で読み聞かせの会を開いたという。さらに元従業員だという女性はお子さんを連れて来店。そうして閉店まで残り3分、最後のお客さんは2年間通う常連。おみくじには大吉とあった。閉店後梅田さんは「閉店にふさわしい最後の1日になった」と話し、店に集まった親戚の方とともにあくまでも明るく閉店時間を迎えた。
最後の日を迎えた新高堂書店。梅田さんがチョイスした言葉がつづられているおみくじはこの日も大盛況。10年以上の常連さんは花を持って来店した。他にも多くの常連さんが別れの言葉を告げに来店した。絵本の読み聞かせをしているという6年以上の常連さん、この前の週にはお店で読み聞かせの会を開いたという。さらに元従業員だという女性はお子さんを連れて来店。そうして閉店まで残り3分、最後のお客さんは2年間通う常連。おみくじには大吉とあった。閉店後梅田さんは「閉店にふさわしい最後の1日になった」と話し、店に集まった親戚の方とともにあくまでも明るく閉店時間を迎えた。