今月17日は十五夜。中国では「中秋節」と呼ばれ消費活動が活発になる時期の1つ。月餅を家族で食べたりお世話になった人に贈る習慣がある。しかしこの月餅にも景気減速の影響があるという。政府関係者が公費でまとめ買いしたりわいろとして受け取るなど腐敗の温床になっている指摘があり習近平指導部がの取り締まりで近年売り上げが減少、今年は消費者の節約志向が追い打ちをかけた。売り上げは去年から40%以上落ちこんだとのデータもあり中国メディアは史上最も寒い中秋節と伝えた。売り上げを上げたのは糖分控えめで植物油の使用を売りにした月餅が人気で健康志向の高まりが背景にあり社会の変化などを映し出している。