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「中種子町(鹿児島)」 のテレビ露出情報

舞台は鹿児島県・種子島。新種のサトウキビ「はるのおうぎ」を武器に、バイオ燃料を事業化したい小原さん。アサヒビールで叶わなかった夢のリベンジに燃えている。そんな小原さんが頼りにするのが、サポートしてくれるプロジェクトのメンバーたち。その1つ、種子島唯一の製糖工場「新光糖業」。企業の研究者だった時代から、実験などに協力してくれている。ここに、小原さんの思い入れのある設備がある。以前使っていた実験用の設備、アサヒから買い取ってもらうことでその後も実験を続けてこられた。砂糖もエタノールも原料は同じ”サトウキビ”。煮詰めた糖液から結晶となってできるのが、砂糖の素になるもの”粗糖”。粗糖を作った後にできる糖蜜、今は食品廃棄物として島外で処理しているが、糖分はまだ残っているためエタノールの原料として使える。小原さんは、この糖蜜からエタノールを作り島の中で活用してほしいと考えている。糖を発酵させてアルコールにするため酵母を加える、アルコール度数を95%まで高めるため必要なのが長年使ってきた蒸留塔。今ある設備を活かして1日約120リットルのバイオエタノールが作れる。まずは島内でバイオエタノールを事業化し、夢への第一歩を踏み出したい小原さん。しかし、砂糖の製造で手一杯の新光糖業は、事業化には慎重。新光糖業は、今ある小さな設備でエタノールを作っても売り先があるのかもわからず、迂闊には手を出せないと言う。
半月後に事件が起きた。廃棄物である糖蜜を引き取りにきていた回収船が故障、そのため工場のタンクが満杯になってしまった。新光糖業は18日間操業を停止する事態に陥った。すると、小原さんが呼び出された。新光糖業は今回の事件をきかっけにエタノールを事業化するメリットを感じていた。バイオエタノールの事業化、今度は上手くいくのか。その後、新光糖業の人手不足などが課題となり検討は続いている。
世界に目を転じるとバイオエタノールを使うことは、もはや常識。アメリカのガソリンスタンドで利用者が入れていたのはE-15、エタノール15%混合のガソリン。原料は中西部の農業地帯で大量に作られるトウモロコシ。政府がガソリン消費量の10%相当を、エタノールに置き換えることを義務付けている。他にも、ブラジルやインド、タイなどでも自国でエタノールを作り、少なくとも10%以上ガソリンに混ぜている。世界に遅れを取る日本もようやく動き出した。資源エネルギー庁が、6月に出した方針で「2030年度までにガソリンにバイオエタノールを最大10%混合させる」目標を掲げた。そのため、ブラジルやアメリカなどからエタノールの輸入を進めるとしている。こうした国の方針に自動車業界も賛同、日本国内でも2023年度時点で新車の4割がエタノール10%混合ガソリンに対応している。
未だバイオエタノールの事業化が叶っていない小原さん、向かったのはJAXAの種子島宇宙センター。ここも小原さんのプロジェクトチームの一員。この日見せてもらったのは宇宙センター内にある自家発電所、ロケットを安全に打ち上げるためにも停電は万が一にもあってはならないため、電力は自家発電している。発電機の燃料として使われているのは重油、石油製品であり使う分だけCO2を出す。年間約6000キロリットルの重油を使用すると言い、バイオ燃料を使うことでCO2の排出を減らしたいと考えている。一方、JAXA沖縄ではバイオ燃料で発電機を動かせるのか、日本初の試験が行われることになった。バイオ燃料である木材の炭を1000分の1ミリレベルに粉砕したものを重油に混ぜると言う、炭を混ぜて重油の使用量を減らす、これもバイオ燃料の新しい使い方。燃料を混ぜてくれるのは、化学メーカー「日本触媒」の河野さん。均等に混ぜるのがポイントだと言う。 そして、試す設備が停電時の予備用発電機。小型ながら種子島のものと同じく、重油で動くディーゼル発電機。テストの成否を左右するのが、粉末を含む燃料がノズルに詰まるおそれがあり、そうなると大変なことになる。小原さんたちが去年大分で試験した時の映像では、ノズルが詰まり不完全燃焼が起こり煙が出てテストをストップせざるを得なかった。液体の燃料に固形物を入れて発電すること自体、日本で初めての挑戦。成功すれば様々な用途で重油の利用を減らすことができ、CO2の削減につながる。試験当日、関係者やメディアが集まっており注目度の高さがわかる。カウントダウンして試験開始。すると、発電所の照明が消えた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月17日放送 1:28 - 2:28 TBS
ドキュメンタリー「解放区」巨大基地の波紋 〜戦後80年 激変する安全保障〜
地元漁協は国の補償金22億円を受け入れ漁業権を一部放棄している。漁師の濱田は基地建設の差止めを求める訴訟を起こしている。防衛省は濱田らが権利を持つ入会地を残して馬毛島の殆どを買収し、入会地へ行くためには国有地を通る必要があり、原則国有地の立ち入りが認められていなかった。濱田にとって馬毛島は亡くなった兄との思い出の地であった。濱田は国の補償金を受け取らず、種子[…続きを読む]

2025年10月22日放送 13:55 - 15:49 TBS
ゴゴスマ(ニュース)
きょうは太平洋側で冷たい雨となっていて全国各地で今シーズン一番の冷え込みに。けさ東京都心の最高気温は11.5℃。高橋真麻は「もう床暖房を入れている」などとスタジオでコメント。名古屋の最高気温は12.6℃と平年並み。現在の東京・渋谷の様子は弱い雨が降っている。現在、鹿児島・十島村、中種子町、南種子町に土砂災害警戒情報が出ている。また、鹿児島(種子島・屋久島 奄[…続きを読む]

2025年10月22日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル(気象情報)
東京・渋谷の中継映像を背景に気象情報を伝えた。鹿児島県の中種子町、南種子町などに土砂災害警戒情報、鹿児島県、沖縄県に大雨警報、沖縄県に洪水警報が出ている。

2025年9月16日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース鹿児島局 昼のニュース
鹿児島・西之表市の馬毛島では、一昨年から米軍空母艦載機の離着陸訓練を行える自衛隊基地の建設が進められている。西之表市は、自衛隊基地の運用開始前後の騒音把握のため、騒音測定装置を設置する方針だという。防衛省は、2021年に航空自衛隊の戦闘機を使った馬毛島のデモフライトの音を測定し、西之表市・中種子町で鉄道の車内程度の音の70デシベル以上を確認している。西之表市[…続きを読む]

2025年7月26日放送 11:30 - 13:30 テレビ朝日
ワイド!スクランブル サタデーANN NEWS
福島などは予想最高気温が39℃で災害レベルの危険な暑さで熱中症に警戒が必要。一方、鹿児島では予想雨量が300mmで、今夜遅くにかけて線状降水帯が発生し大雨災害の危険度が高まるおそれがある。

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