課題の1つは精米で納品される玄米を精米・袋詰め作業が必要となるが、自社に設備・ノウハウを持っていないところもある。事業者からは精米施設・コメ袋の確保がいちばんボトルネックであり、小泉農相は「酒造組合の一部などから”精米工場が空いている”と申し出が来ており、問い合わせがあればマッチングを努力したい」としている。課題のもう1つがドライバー不足で保管倉庫から事業者へは国が経費負担しているが、店頭などへの運送については各事業者で行うようになっている。ある事業者からは「人員の手配に苦戦している」という声も聞かれ、小泉農相は「中野国土交通相にも協力してほしいと話しており、政府の総力を活用し課題を乗り越えていきたい」とのこと。