宇宙ベンチャー企業が開発した新型ロケット「カイロス」。きょう予定されていた打ち上げは強風のためあすに延期。ことし3月、5回の延期を経て1号機が発射されたが5秒で爆発。9か月越しのリベンジ。和歌山県串本町のロケット発射場から打ち上げる「カイロス2号機」。衛星を軌道に乗せることができれば民間単独では国内初の快挙となる。東京から来た高校生。今回の打ち上げに大きく関わっている。2号機には宇宙でさまざまな実験を行う小型衛星5基を搭載。うち1基を作った広尾学園高校の生徒たち。ラグラポの支援を受けながら設計から製作までのほとんどを自分たちで行った。期待を寄せていた人は京都にも。世界遺産・醍醐寺(京都市)にある寺は2号機に仏像を搭載。宇宙に寺を建立するという発想。