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「九州大学」 のテレビ露出情報

日本で見つかった標本が移管されたことを記念して、韓国では、ソク・チュミョンの足跡を辿る展示会が開かれた。ソクは、韓国では教科書や絵本に取り上げられ、小学生でも知る存在。今回見つかった標本は、35種129点。いずれも100年近く前にソクが朝鮮半島で採集した標本。標本のなかには、今では採集が難しいチョウなどもある。ソクは、日本の植民地時代の朝鮮半島で育ち、農業を学ぶために17歳で、現在の鹿児島大学農学部の前身に進学した。講義で出会ったのが昆虫学者の岡島銀次。ソクに昆虫学者としての才能を見出していた岡島は、ソクが卒業する際、「朝鮮半島のチョウの研究に着手すべきだ、10年間必死にやってみよ」と声をかけたという。ソクの伝記を書いた専門家は、当時まだ途上にあった朝鮮半島のチョウの研究を現地の人に手掛けてほしいと岡島が考えていたのではないかと指摘する。1922年、朝鮮半島に戻ったソクは、各地で採集したチョウの分類に着手した。1936年10月、九州大学の来訪者の記録にソクの名前があり、九州大学で教授を務めていた昆虫学の大家・江崎悌三のもとを訪れていたとみられる。この日、ソクは江崎の自宅でもチョウの変異について2時間にわたり議論したという記録もある。当時行っていた研究について具体的なアドバイスを受けていた。九州大学で見つかった標本の一部は、このときソクが江崎に寄贈したものだと考えられている。1939年、ソクは最新の知識に基づいて、朝鮮半島のチョウの分類をまとめた本を出版した。序文では、江崎と岡島の名前を挙げ、感謝を綴った。1950年、朝鮮戦争が勃発。ソクが勤めていた博物館も爆撃を受け、ソクの標本はすべて失われた。ソクも混乱のなか41歳で亡くなった。ソクの標本の発見に関わった九州大学の広渡名誉教授は、標本の調査を一緒に行った韓国の研究者たちと共同研究を始めた。韓国ではこれまで調査が行き届いていないガの仲間を調べている。日韓の若い研究者たちも現地調査に加わり、新たな種類も見つかっているという。広渡名誉教授は、共同開発で、日本と韓国に分布するガの形態や遺伝子を比較するなどして、2つの国の昆虫の起源などをより深く理解したいと考えている。今回見つかった標本からは、チョウの保全など新たな研究が始まろうとしている。ヒメシジミは、チェジュ島にある韓国最高峰の山にしか生息しておらず、気候変動で生息域が狭まることが危惧されている。100年前の個体のDNAと現在の個体のDNAを解析・比較することができれば、この100年間に起きた温暖化などの影響がわかり、ヒメシジミを守ることにもつながると期待されているという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月24日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本おはBiz
先端半導体の精算で世界をリードする台湾と連携することで、日本の半導体人材の育成を強化しようという動きを取材した。日本と台湾は関連企業80社余りが加わり、新たな団体を設立。大学同士の連携で、人材を強化する取り組みもある。

2025年7月21日放送 12:00 - 12:30 テレビ東京
企業変革「X」の現場(企業変革「X」の現場)
大阪・関西万博で展示・実証されているDAC。吸引口から空気を取り入れ、直接二酸化炭素を分離し回収する装置。家庭用の小型DACも研究開発されていて、家庭内で回収した二酸化炭素をその場で水や水素と反応させ、メタンガスとして利用することを目標としているという。その研究開発を後押ししているのが、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)。民間の技[…続きを読む]

2025年7月17日放送 15:49 - 19:00 TBS
NスタNスタ ニュースランキング
特攻隊の攻撃を受け海に沈んだアメリカ軍の軍艦。エモンズの調査をおこなった九州大学・菅教授らは2000枚ちかくの写真を撮影し、エモンズを立体的に復元することに成功。砲門は水面方向に向いていることがわかった。特攻機が水面すれすれを飛行していた証でもあり、菅教授は「それだけの技能を持ったパイロットは教官隊しかあり得ない」などと説明した。

2025年7月8日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび#ひるおびライフ
友利は、オクラの冷製カッペリーニを試食し、粘り気があって、味が絡んでいる、オクラの歯ごたえもいいなどと話した。紹介したレインボーズファーム鎌倉では、旬の野菜収穫体験も行っている。めかぶやもずくは、免疫力アップなどの効果が期待できる。オクラや長芋などは、便秘改善などの効果が期待できる。なめこやレンコンなどは、血糖値の上昇抑制効果などが期待できる。納豆などは、女[…続きを読む]

2025年7月6日放送 1:45 - 2:45 フジテレビ
FNSドキュメンタリー大賞命のスキル〜ひとりの救急医の選択〜
久城医師は九州大学の大学院に入学し、救急医療の発展にもつながる基礎研究を始めた。救急医の仕事は続け、博士号を取得するまでの4年間大学に通う。

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