今日の午後4時から都内で行なわれていた芥川賞と直木賞の選考会は純文学の週短編作品に贈られる芥川賞に受賞したのは九段理江さんの「東京都同情塔」だった。建築家の主人公が生成AIが普及する現代に仕事と心情の違いで苦悩しながらもパワフルに未来を追求する物語で二度目のノミネートで受賞となった。大衆文学作品に贈られる直木賞は現在も選考が続いており万城目間学さんの「八月の御所グラウンド」や加藤シゲアキさんの「なれのはて」など6作品が候補に上がっているが選考はまだ続いている。芥川賞と直木賞の贈呈式は2月の下旬に東京都内で開催予定だという。