- 出演者
- 一柳亜矢子 坂下恵理
オープニング映像が流れた。
全ての路線で運休となっていた珠洲市内の路線バスが一部路線で試験的に運行再開となった。珠洲市からの委託を受け8路線運行していたすずバスは2台が津波で使えなくなるなどの被害があり道路も多く通行止めとなったため全路線で運休が続いていた。市役所での手続きなどのために運行の再開を求める声が多かったことなどから市は再開時期を検討していたが道路の一部復旧などから試験的に一部路線で運行を再開した。再開したのは学校や病院などを結ぶ5路線で道路状況に応じルート変更しながら運行、また火曜木曜は避難所と市役所などを結ぶ路線も臨時に運行することにしていて利用は全路線で無料。すずバスは上野明男事務局長は「運転手のほとんどが避難所から出勤しているような状況だが公共交通としての責務を果たしたい」としている。
高知県内の企業の経営者による団体・土佐経済同友会は毎年県内に住む人の幸福度を調査している。教員の幸福度については幸福・どちらかというと幸福は7割あまりで多数となった一方で、教員の仕事を人に勧めたくないと約6割が回答している。背景については担任や部活業務・書類提出のため毎日5時間以上の残業を行う必要があることや、保護者の理不尽な要求が背景にある。調査結果を受けて教員の業務の多忙さを解消する委員会を設置するとともに、過剰な要求への対応に対するサポートセンターを作る方針。
県立のいち動物公園はマレーグマの飼育に長年取り組み、現在国内の動物園にいる15頭のうち5頭は園内で生まれている。しかし去年国内最高齢だったオスのワンピイが死んでから、1頭も飼育していない状況が続いている。また海外の動物園でもマレーグマの数が減少しており輸入が難しい状況に。そこでマレーシアの保護施設「ボルネアン・サン・ベアー・コンサベーション・センター」と新たに協定を結び、協同で保護活動に取り組むことが判明。のいち動物公園の中にマレーシアの活動を紹介するコーナーを設ける他、インターネットで寄付を募るなど施設を財政的に支援するという。協定調印式は今月22日にボルネオ島で行う予定である。
青森・むつ市は雪が不足する中、雪合戦は屋内で直径10cmの紙の玉を使って行われる形となった。小学校低学年の部は1チーム7人で全員を退場させるか相手の陣地にある端を奪えば勝利となるルールで、旗を獲得する児童の姿もみられる。担当者は2月に雪がないのは今までになかったので残念と話しながらも、中で開催できたのはよかったと振り返っている。
津軽地方で冬の遊びとして親しまれている木製のこま「ずぐり」をどれだけ長く回せるか競う大会が今月10日に黒石市で開催された。今年は地元以外からも埼玉県や福島県などから計150人が参加し、地元に住む三上謙二さんが4分44秒で優勝した。
材料から加工食品ができるまでの過程について理解を深めるため、十和田市で小学生が豆腐作りを体験した。三本木農業恵拓高校で行われ、先生役の食品科学科の2年生から児童約80人が豆腐の作り方を学んだ。
長野地方気象台によると、県内は高気圧に覆われて温かい空気が流れ込み、午前中から気温が上がっている。午前11時半までの最高気温は松本市で11.9℃。飯田市南信濃で11.3℃。長野市で7℃などとなっている。長野市の善光寺大勧進では、境内に4本あるロウバイの木のうち、2本が直径2cm程の黄色い花を咲かせ見頃を迎えている。県内の日中の最高気温は松本市で15℃。長野市と飯田市で13℃。軽井沢町で12℃。諏訪市で11℃と、各地で3月下旬~4月上旬並みの暖かさが予想されている。朝晩と日中の寒暖差が大きくなる上、雪解けが進んで屋根からの落屑や雪崩などに注意が必要とのこと。
長野県庁で開かれたクマ対策の検討会では県の鳥獣対策室から緊急時の捕獲体制整備などが示された。クマの生息密度は今年度全国で最もけが人が多い秋田県に次ぐと推定されるほかクマの生息域が人里に向け拡大する傾向が指摘された。きょう示された今後の対策の方向性ではクマの生息数やエサの木の実を適切にモニタリングした上でエサとなるものやヤブを取り除くなどして生息エリアを人の生活圏を分ける取り組みを進めるとしている。同時に緊急時には市町村の許可で迅速に捕獲できる体制整備をしていくとしている。検討会ではきょうの意見も踏まえ今年度中に今後の対策の方向性をまとめ県の対応方針に盛り込む方針としている。
子ども食堂など、子どもの居場所づくりを支援する団体が佐賀・白石町で開いた意見交換会では、運営に関わる団体の関係者や自治体職員など約60人が集まった。嬉野市の社会福祉法人は、新型コロナの影響で、子ども食堂が開催できなくなったが、嬉野市の協力を得て、キッチンカーでカレーを提供した事例を紹介した。有田町の担当者は、各団体を支援するため、活動場所や国の交付金についての情報提供を行っていると説明した。子どもの居場所は、子どもの貧困や地域社会のつながりが希薄化していることなどを背景に、全国的に設置が進み、県内にも102か所設けられているという。団体の代表者は、意見交換会やワークショップを通じて、これからの子どもの居場所について考える機会を広げていきたいなどと話した。
ユネスコ無形文化遺産に登録されている佐賀市の伝統行事「見島のカセドリ」が10日に行われた。カセドリに扮した男性2人が神社の拝殿に入って神事を行い、地区の家々を一軒一軒回って悪霊退散や五穀豊穣などを祈願した。
佐賀県などに勢力を広めた戦国大名・龍造寺隆信の居城である白石町の平山城「須古城」の城跡をめぐり、白石町は2028年度までの国史跡指定をめざして発掘調査を勧めている。今年度の調査が先月末に終了したことから、おととい現場では説明会が行われている。トレンチという調査用の穴からは弥生土器が出土されていて、古代から利用されてきた複合遺跡の可能性もあるといい、中世の城跡としては珍しく瓦も大量に出土していて瓦葺き屋根の建物が存在した可能性もあるという。今後は出土品の年代を特定していきことしの秋以降に調査を再開する方針。
梅の花と富士山を同時に見ることができる富士市の岩本山公園で早咲きの梅が見頃を迎えた。岩本山公園では30種の梅の木約300本が植えられている。早咲きの梅は暖冬の影響で例年より約2週間早く先月下旬から咲き始め、8割ほどが開花し見頃を迎えた。今日は山肌に白い雪が積もった富士山も同時に見ることができ、園内には写真撮影する人などが見られた。梅は来月上旬まで楽しめる。
静岡・掛川市で「ちょっと昔の暮らし展」が開催。昭和30~40年代に使われた生活用品や電化製品など、約150点が展示されている。台所用品の多くには明るい花がら模様が多い。当時台所に立つことが多かった女性を意識したデザインである。ダイヤル式の黒電話やブラウン管テレビなどもあり、訪れた人の中には当時の暮らしを振り返りながら懐かしんでいる人もいた。この展示会は二の丸美術館で来月3日まで開催している。
「おてつたび」は旅先の店・農家などで「お手伝い」しながら観光客に旅を楽しんでもらおうと東京の企業が企画した。徳島市にある明治43年創業のかまぼこ店には東京や広島から3人の若者が訪れた。バレンタインデーを前にハート型のさつまあげなどの販売がピークを迎え3人は店員に教わりながら商品を包装して店頭に並べた。3人は今日から今月17日まで毎日午前9時~午後5時まで働きながら観光も楽しむ予定。宿泊費は店が負担し時給1000円の報酬も支払うという。
徳島県の教員採用試験志願者は今年度1144人と10年前と比べ25%ほど減り、今年度から小学校と特別支援学校に限り県外の現役教員を対象とした募集枠を設け6人が合格した。来年度から新たに中学校と高校の教員についても県外の教員を対象とした募集枠を設ける。応募の条件は県外の国公立の学校で2年以上勤務経験のある現役の教員で、中学校は教科を特定せず高校は情報か農業の教員。中学校の教員は特定地域枠が設けられ、人口減少が進む県西部や南部で10年程度勤務することを前提にしている。採用試験はことし10月中旬から11月上旬に行われ、来年4月に採用される。
宮崎県高鍋町にて、大手工場がある精密機器メーカーのキヤノンが4年前から実施している小中学生に対して、一眼レフカメラを体験させるイベントが行われ、基本動作からレクチャーしていた。実際に外での撮影も行い、思い思いの姿が撮影されていた。今日撮影された写真は今後町内の美術館で展示される。
プロ野球・西武のキャンプが行われている日南市で、球場を訪れた西武ファンに名物の初がつおの刺身が振る舞われた。これは県内外から集まった西武ファンをもてなそうと、日南市と地元の漁協が行い、選手たちが練習を行う南郷スタジアム横の仮設テントには、地元の港で水揚げされた初がつおの刺身が用意された。日南市南郷町はかつお一本釣り漁の全国有数の拠点となっていて、毎年西武のキャンプを見に来た人に初がつおを味わってもらっているとのこと。用意した200人分の刺身は20分ほどでなくなり、受け取った人たちはスタンドで練習を見ながら旬の味に舌鼓を打っていた。西武の日南市でのキャンプは今月25日まで行われる。
「AIが“生んだ”芥川賞「東京都同情塔」誕生秘話を作家が明かす」NHK NEWS WEB 特集はこちらのQRコードからアクセス可能。先月芥川賞に選ばれた東京都同情塔は急速に広がる生成AIがテーマの一つで記者会見では作者九段理江さんが生成AIを使用し作ったなどと語り話題となった。東京都同情塔は日本の架空の未来が舞台で主人公の建築家女性は犯罪者は同情されるべき人々という考え方を基に犯罪者らが快適に暮らすための高層タワーのような刑務所をデザインした。主人公は過度に寛容を求める風潮や生成AIの言葉が浸透した社会のあり方に違和感を覚えながらも力強く行きていく。作中には主人公とAIの対話シーンが多くみられ九段さんはシーンの表現の一部に実際に生成AIからの回答を使用したことを明らかにした。AIによるアイデア出しが作品の始まりになったことを初めて明かしここでAIが示したアイデアに違和感を覚えたことがヒントになったとしている。記事では言葉が持つ本来の力を理解しないままの軽い言葉が氾濫していることへの懸念やAIと人間の言葉の違い、創作において人間が大事にすべきものはなにかといったことについて2時間にわかり語ったインタビューとなっている。