- 出演者
- 一柳亜矢子 坂下恵理
郡山市の食品加工会社「きのこ総合センター」では空気が乾燥するこの時期に干し芋の加工作業がピークを迎えている。今日も朝早くから従業員が蒸したさつま芋の皮を剥いたり、切り分けた芋を乾燥機にかけたりしていた。この会社では震災前はしいたけの原木栽培を行なっていたが、東京電力福島第一原発の事故の影響で原木が入手しづらくなったことから、代わりとなる商品として7年前から干し芋の生産を始めた。芋は県内産のべにはるかという品種で毎年約300トン生産。乾燥機にかけた後、農業用ハウスで4~5日ほど自然乾燥させると、なめらかな舌触りと豊かな甘味のある干し芋に仕上がるという。会長は「今年も良い干し芋ができている。福島の干し芋という知名度を高めるために大量に作っていきたい」と話した。この会社の干し芋づくりは来月中旬まで続き、県内のJA直売所や道の駅の他、東北や首都圏のスーパーなどに出荷される。
中学校の部活動などについて、山口市は教員の負担軽減のために段階的に地域のスポーツクラブなどに移行させる方針を国から受けており、去年の10月から移行可能な市町は再来年度末でに実現を目指す方針を示していたが、令和8年度から私立中学校の全日の部活動を地域に移行させる方針案が今月7日に示された。方針について市は学校などの意見を踏まえ、今年度中に正式決定するとしている。宮崎知彦教育部長はスポーツや文化芸術に親しむことのできる環境づくりをしていきたいなどと述べている。
さげもんは福岡県柳川市発祥のひな飾りでひな段の両側の天井から鞠や動物の形をした小物などを吊り下げる。長府毛利邸には市内の愛好家グループが作った120点が展示されている。展示会は今月18日まで下関市の長府毛利邸で開かれている。
今日の東京株式市場の日経平均株価は1000円以上値上がりし、37900円台にまで値上がりしている。12日のニューヨーク市場でダウ平均株価が史上最高値を更新した流れで、半導体や通信などの関連銘柄を中心に買い注文が広がっている。