2015年10月11日、瀬戸内寂聴さんはスタッフの心配をよそに、岩手県の天台寺へ法話に出掛けた。天台寺はかつて20年近く住職を続けた大切な場所で、毎年法話を行い、自分の墓もここにすると決めている。1年半ぶりの法話に3000人が集まり、立ったまま1時間話した。瀬戸内さんは法話後に、自分の墓を見に行った。天台寺には同じ形の墓が約180あり、墓石にはその人にとって大切な言葉を自由に刻むことができる。
退院から1年あまりが経ち、瀬戸内寂聴さんは長編小説「いのち」を書くために書斎に入った。疲れたんじゃないですか?とのディレクターの問いかけに、ちっとも疲れない高揚するのと答えた。
退院から1年あまりが経ち、瀬戸内寂聴さんは長編小説「いのち」を書くために書斎に入った。疲れたんじゃないですか?とのディレクターの問いかけに、ちっとも疲れない高揚するのと答えた。