自民党の二階元幹事長が次の衆院選への不出馬を表明。二階氏を巡っては自身が会長を務めていた二階派で政治資金パーティーをめぐる問題が発覚。自らも5年間で3526万円の不記載が判明し、秘書が略式起訴された。重い処分が避けられないとの見方が広がるなか、自ら不出馬を表明した。会見には側近の林衆院議員も出席。記者からの質問に対し、二階氏の代わりに答える場面が目立った。現在85歳の二階氏に対する年齢による不出馬を問われた質問では「年齢の制限があるか?馬鹿野郎」などとした。おととい、地元和歌山県で行われたクジラの研究施設の完成セレモニーに出席した際はおそろいのはっぴで満面の笑みを浮かべていた。一方裏金を巡る安倍は幹部の処分に影響が及ぶとの見方もある。岸田総理は明日、党執行部とともに自らも追加の聞き取り調査を行う見通しだ。