日本アイスクリーム協会発表「昨年度アイスクリームなどの販売額」は過去最高6082億円、前年度比9.9%増。日本のアイスは海外でも大人気。「アイスクリーム・氷菓の輸出額」は右肩上がりで、去年は過去最高79億円、10年で5倍以上。明治エッセルスーパーカップは台湾で大人気。日本の価格は172円。台湾の価格は日本の1.5倍〜2倍。日本で生産し、冷凍設備のある船で運ぶため輸送コストが上乗せされている。現地では高級アイスの部類に入る。明治によると類似商品もあるが、品質、日本のブランド力が評価されている。日本アイスクリーム協会によるとインバウンドの影響で、日本で食べたアイスを帰ってから食べたいといった海外でもニーズがある。アジアの経済成長で、冷凍車など販売するためのインフラが整備されてきた。ロッテ・雪見だいふくは海外では小ぶりな9個入りが主流で、約30カ国で販売。いろいろな味があり、マンゴーフレーバーもある。海外ではアイスともちの組み合わせは珍しい。価格は日本の2倍くらい。井村屋・あずきバー。アジアでは甘い豆を食べる食文化がある。2021年にマレーシアで生産、販売を開始。固さは言質のニーズに合わせている。井村屋・あずきバーの方さの理由1つは、原料に乳製品を使っていない。