2日後に控えたプロ野球ドラフト会議。中でも注目選手が史上初、大学生での侍ジャパン入りを果たした明治大学、宗山塁。井端監督も絶賛する彼の武器はプロ顔負けの守備。球界を代表するショート西武、源田壮亮も「すごくうまいなと思う」と話す。獲得すれば向こう15年のショートは安泰とさえいわれる守備の原点は父の教えにあった。父がコーチをする少年野球チームで小学1年生から野球を始めた宗山。父の母校、名門広陵高校に進学し甲子園にも出場。幼少期から練習の虫。中でも宗山の守備を鍛えたのが足場の悪い田んぼからボコボコした石垣に壁当て。先月、19年ぶりのリーグ通算10本塁打、100安打の記録を達成。すでに広島が1位指名を公言。複数球団による競合も予想される。