交響曲ニ短調は19世紀にパリで活躍したセザール・フランクの傑作。教会のオルガニストとして活躍しピアノの魔術師のリストも絶賛した。今回の指揮者は山田和樹さん。山田さんは楽団員にしきりにオルガンを意識するよう訴えたがこの楽曲にオルガンは使用されていない。山田さんはその意図にセザール・フランクにとってオーケストラは極上のオルガンで教会には特性があり、名教会のオルガンの作りによって響きやすいハーモニーや調整が違ってくるという。この曲のもう一つの特徴は同じメロディが変化しながら繰り返されて構築される。
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