京丹波町の養鶏場を訪れた。約7万5000羽の鶏が飼育されている。暑い時期はSサイズの大きさの卵が大半を占める。渡辺篤志さんはニワトリに異変がないか3時間ほどかけて確認している。特に気をかけるのが鶏舎内の温度管理。クーリングパッドの冷気を大型ファンで循環する。今年はこの活動を急きょ1か月早めてスタートさせた。暑さでエサを食べないニワトリが増えると産卵率が低下、小さな卵が増える。食欲が低下したニワトリに栄養価の高いエサを与えることにした。飲み水には重曹を配合した。しかしコストは増加し経営を圧迫している。