人工衛星の打ち出しが世界で盛んとなる中、京都大学では企業らと提携し、木造での人工衛星を打ち出せないかと挑戦している。人工衛星を木造にすることで環境に配慮したものを制作しているとのこと。従来のものでは落下する際に大気に当たり、微細な粒子になることで異常気象などを引き起こしていたとみられるが、木造ならば、大気圏に突入する際に燃え尽き、粒子の発生が亡くなるとしている。実際に打ち上げた際に宇宙空間では木材の劣化が少ないことがわかり、耐久力から、林業や木材産業への利活用が期待されるが、釘などでは気温の変化などに耐えられないため指物と呼ばれる組み合わせで完成を目指している。