アメリカの貨物輸送大手「UPS」は30日、世界規模で約1万2000人を削減する計画を発表した。人件費高騰や荷物の取扱量減少により、減収減益となったことを受けたもので、人員削減により10億ドル(約1470億円)のコスト削減が見込まれるとしている。米メディアによると、削減されるのは全世界の従業員の2%にあたり、管理部門が中心だという。UPSは今回の人員削減は効率化推進の一環で、今後はAIや新技術を活用して業務を強化するとしている。
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