先月下旬に開かれた大型イベント。企業によるAI投資が加速する中、AIはどこまで人に代わって仕事をこなすことができるのか。ある企業が開発したのは「AI面接官」で、初期段階の面接をAIに任せることで時間を短縮し、より効率的に適した人材を見つけられるという。また別の企業では「人事部」のような機能を担うAIを開発している。従業員の給与計算や休暇申請、業績評価までAIが行う。一方こうしたAIの導入によって「人の仕事が奪われるのではないか」との懸念もある。これについて専門家は「雇用を奪うのではなく、AIの活用を前提とした組織の改編が起こる」と指摘する。
