TVでた蔵トップ>> キーワード

「人間失格」 のテレビ露出情報

第三の手記を読む。シヅ子のもとを去ったあとバーのマダムのもとに身を寄せていた葉蔵は、煙草屋の娘ヨシ子を内縁の妻にし、2人で暮らし始める。あるときヨシ子が商人に犯され、葉蔵は睡眠薬で自殺を図る。一命はとりとめたものの酒と薬に溺れ、精神の均衡を失い病院へ収容された。あとがきは、はしがきの男の目線で語られる。男はマダムから葉蔵が3枚の写真と手記を見せられる。マダムも葉蔵の生死についてはわからないといい、「神様みたいないい子でした」と語った。津田は、もっと深い気持ちになるかと思ったら「なんやねんコイツ」となってしまったと話した。斎藤は、解釈のできないところで手記が終わった、そこであとがきがきいてくると話した。大友はなぜバーのマダムに手記を託したかったのかと話した。斎藤は、自分の命が危ういときに駆けつけてくれるが騙し討ちしたメンバーには入っていない、マダムが病院に入れることに反対してくれたと葉蔵が考える可能性はある、マダムが自分のことを理解してくれたと感じたと言われたりする、「私」は狂人と言ってマダムは「神様みたいないい子」と言っている、読者はどっち?と問われている部分があると解説した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月25日放送 1:30 - 2:30 テレビ東京
津田篤宏と文学(津田篤宏と文学)
太宰治の人間失格を読む。文学の円の中では嘘は言わないのが唯一のルール。まずははしがきを読んで考察した。はしがきは、3枚の写真をもとに葉蔵という人物を第三者の私の目線で語られる。物語は写真の彼の人生ではなく、彼を見た他人の印象から始まる。大友は、このあとどういう視点で話が展開するのかに興味を持ったと話した。津田ははしがきとは何かと質問。斎藤は、「前書き」だと前[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.