災害支援型の自動販売機は、災害時に残っている飲み物を無料で出して飲むことができる。能登半島地震では避難先で自販機を壊して取り出したというケースがあった。災害支援型の自販機は大手飲料メーカー4社だけで約4万7000台あるという。ある自販機では非常時には鍵を回すことでバッテリー電源を使うことができ、ボタンを押すだけで飲み物を取り出すことができる。ハンドル充電式の自販機もあり、ハンドルを回すだけで飲み物を取り出すことができる。USB端子もついていてスマホなどの非常用電源も確保できる。ワイヤー式の自販機は、ワイヤーを引っ張ると電気なしでたくさんの飲み物を出すことができる。遠隔操作で災害モードにできるものもあるという。メーカー側は、災害時に使う場合はまず管理者に連絡してほしいという。宮崎慶太は「身近な場所のどこにあるか確認してみてください」などと話した。