能登半島地震から10時間後、新しい命が誕生した。病院の壁は崩落、天井からは水漏れの中での分娩だった。災害が起きた際、妊産婦や乳幼児は常に危険と隣り合わせだという。備えは何か、防災リーダーの育成や被災地での支援活動を行うNPOを訪ねた。南田さんは避難所を訪問し物資が十分ではないと感じたという。そこで備蓄しておきたいものを教えてもらった。妊婦の場合は38種類、乳幼児連れの場合は41種類に及ぶ。注意して用意するものは乳幼児向けミルクで液体ミルクを用意してほしいという。続いてオモチャやベビーフード。特に役立つのは音の出ないおもちゃ。妊婦が準備しておきたいのが鉄分を補うサプリメント。